SDカード復元!復元ソフトと復旧業者どちら良いのか徹底比較

「SDカードの写真や動画を誤って削除してしまった」、 「間違えてメモリーカードをフォーマットしてしまった」, デジタルカメラやスマートフォンを使っている方なら誰にでも一度経験したことあると思います。
そんな時、SDカード復元ソフトで復元することができます。データ復元の業者に頼む手もありますが、どちらが良いのか分からない方も多いのではないかと思います。 そこで今回は復元ソフトと復旧業者どちらが良いのか徹底比較してみました!

1.SDカードのデータが消える原因

SDカードのデータは消えてしまう原因には、物理障害と論理障害と二つの原因があります。

物理障害
物理的に破損してしまった場合は、個人での復元は無理ですので、業者に頼んでください。

  • 水没:水に浸かってしまってもいけません。
  • 破損:折れてしまったり、潰れてしまったりといった損傷です。
  • 静電気:静電気がSDカードに触れてしまうとSDカードに放電されてしまいデータ損傷の原因になります。

論理障害
論理的な原因でデータが消えてしまった場合は、データ復元ソフトを使っても復元できる可能性があります。

  • 誤消去:操作が間違えて写真を消してしまった
  • 誤フォーマット:誤ってSDカードをクイックフォーマットしてしまった

2.SDカード復元ソフトとデータ復元業者の比較

SDカードを復元するには復元ソフトを使って自力で復元する以外、業者に頼む手もあります。 データ復元に業者に頼むか復元ソフトを使うか、どっちがいいのか詳しくない方も多いかもしれません。 ここでは業者と復元ソフトのメリットとデメリットを紹介します。業者に比べて、復元ソフトを使って自力で復元するほうは次のメリットがあります。
1.業者に頼む場合は、最低でも数万円がかかります。復元するメディアとファイルの容量が大きければ、 数十万円がかかるのもおかしいことではありません。もちろん、業者でも100%復元できる保証はありません。 これに比べて、復元ソフトのほうが格段安いです。復元技術の進歩により、業者並みの復旧率を実現しています。
2.復元ソフトを使う場合、自宅でパソコンを使って作業するので、個人情報が漏れる心配がありません。 復元するデータの中にどうしても他の人に見られたくないデータがありましたら、ぜひ復元ソフトを使いましょう。
3.自宅でパソコンあれば復元作業が簡単にできます。ソフトのダウンロードから最後のデータ復元まで僅かのステップの操作で完成できます。
また復元ソフトは水没や割れなど物理損害以外のほどんどの論理障害からSDカードのデータを復元することができます。

結論を言えば、間違えてSDカードのデータを消してしまったり、SDカードを誤ってフォーマットしてしまったりする論理障害でしたら、復元ソフトのほうはデータ復旧業者より断然安い料金で、SDカードのデータを十分に復元できますので、お勧めします。しかし、水に浸かってしまったり、折れてしまったりといった物理的に破損してしまった場合は、復元ソフトでの復元は無理ですので、業者に頼んでください。

以下の論理障害でSDカードのデータが消えた場合、ぜひ復元ソフトを使って復元を試みください。

  • デジカメやスマホなどのSDカードから写真、動画を誤って削除してしまった
  • 間違ってSDカードをフォーマットしてしまった
  • SDカードをPCに接続すると、「フォーマットしますか?」と表示され、読み込めなくなった
  • スマホに「SDカードが破損しています」、「破損したSDカード」と表示された
  • SDカードからPCにデータを移す時に、何等かの操作ミスでデータが消えてしまった
  • SDカードがウィルスに感染して、データがウィルスに消されてしまった
  • 安全な取り外しを実行していなかったため、データが消えてしまった

3.復元ソフトでSDカードのデータを復元する方法

STEP1:復旧ソフトをダウンロード・インストール
まずは「iSofter Data Recovery」をクリックしてソフトウェアをダウンロードします。
*復元ソフトを復元するSDカードにはダウンロードしてはいけません。SDカードにダウンロードすると、データが上書きされる可能性があり、復元できる確率が下がります。ローカルディスクなどSDカード以外場所にダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルを実行して、セットアップウィザードの案内に従ってインストールします。
インストールが終了後、「iSofter Data Recoveryを実行する」にチェックを入れて「完了」ボタンをクリックします。

SDカード復元
 

「iSofter Data Recovery」が起動すると、以下の画面が表示されます。

SDカードデータ復元
 

STEP2:スキャン方法を選択
「高速スキャン」や「完全スキャン」の二つの復元モードから一つを指定します。
SDカードのデータを誤って削除してしまった、ウィルスに消された場合は「高速スキャン」、SDカードを間違ってフォーマットしてしまった、「フォーマットしますか」と表示されフォーマットが要求される場合は「完全スキャン」を選択してください。
「高速スキャン」の場合は短時間でSDカードをスキャンすることに対して、「完全スキャン」のほうは全セクターをスキャンするために、より時間かかりますが、従来復元難しいデータを検出して復元することもできるので、復元したいデータが「高速スキャン」で見つからない場合は、「完全スキャン」で再度スキャンすると検出できることがあります。

SDカード復元
 

STEP3:復元ドライブを指定
次は復元したいドライブを選択して右下の「スキャン」ボタンをクリックします。
今回はSDカードを復元するので、先にSDカードをパソコンと接続して認識させる必要があります。SDカードが「リムーバブルディスク(G:)」として認識されてから、「リムーバブルディスク(G:)」を選択してスキャンします。
MicroSDカードの場合は直接パソコンと接続できないため、アダプタやカードリーダーなどを利用して接続してください。

SDカード復元ソフト
 

SDカードをスキャンする際、下のウィンドウで検出したファイル数やスキャンに必要な時間などを確認できます。

SDカードデータ復旧
 

STEP4:復元したいファイルの確認と選択
SDカードのスキャンが完了すると、復元できる可能性の高いファイルの一覧が表示されます。
検出したファイルをダブルクリックするとプレビュー表示できます。ファイルをプレビューして復元したいファイルであるのかを確認します。確認した後、復元したいファイルのチェックボックスにチェックを入れて、「復元」ボタンをクリックします。検出したすべてのファイルを復元する場合は、一つずつチェックを入れる必要はありません、直接下の「すべてを選択」にチェックを入れてください。
*画像ファイルのプレビューだけでなく、AVI、MP4、WMV、MOV、FLV、AVCHDなどあらゆる動画ファイルのプレビュー表示にも対応します。もちろん、MP3などの音楽ファイル、ワード、エクセルなどのOfficeドキュメントも復元する前にプレビュー表示して内容を確認することができます。

SDカード復元方法
 

STEP5:復元先を設定
復元先フォルダを指定して「保存」をクリックするとデータが復元されます。
復元先を復元するSDカード以外のドライブに設定してください。復元するSDカードに保存すると、データが上書きされ、復元できなくなる可能性があります。

SDカード復旧
 

復元完了すると、下のウィンドウが表示されます。

SDカードデータ復元
 

復元完了した後、先程設定していた復元先フォルダを開き復元したいデータがうまく復元されたのかを確認します。
うまく復元されたようでしたら、作業完了です。

SDカード復元
 

4.どうして消えたSDカードのデータを復元できるのか?復元ソフトの動作原理

どうして消してしまったSDカードのデータを復元できるのでしょうか?実はデータの削除といえば、実データを削除しているのではなく、 管理情報のみが消去されて、データ実体はまだSDカードに残っています。管理領域を書き換えるだけなので、その後にSDカードに対して記録等を一切行っていなければ(上書きしない場合)、復元できる可能性は十分にあります。 (ただし、一旦データ上書きしてしまうと、元データが破損されてしまい、復元ソフトを使っても復元できなくなります。)

その時、専門のデータ復元ソフトを使ってSDカードをいったんサーチし、管理情報を再構築することでデータを復元することができます。

5.失敗しない業者の選び方

万が一、物理損害で復元ソフトを使って自力復元が困難場合は、業者に頼むしかありません。しかし、現実では悪徳業者に騙され、なにも復元できなかったのに高額な費用が請求されたケースも少なくありません。では、どうやって信頼できる業者を選ぶことができるのでしょうか?まずは「データ復旧」と「評判」や「トラブル」、「口コミ」、「比較」などのキーワードを組み合わせて検索してみると、いろいろなトラブル事例がヒットします。それでも判断しきれない場合は、その業者は日本データ復旧協会に加盟しているか否かを確認してください。業者に頼むのでしたら、できれば日本データ復旧協会に加盟している企業からお選びください。悪徳業者や技術力のない企業は加盟できませんのでお勧めします。

まとめ

復元ソフトにしても復旧業者にしても100%復元できる保証はありません。 大事なデータでしたら、SDカードからPCや外付けHDD、クラウドサービスなどに二重三重、定期的にバックアップを取る習慣を身につけておきましょう。